理想の注文住宅が欲しい？それならここで基本的なポイントなどをマスターしよう！

自己資金は？費用はどれだけかかる？注文住宅の資金計画を立てる前に知っておくべきこと

注文住宅を建築する上で避けて通れないのは、建築費用に関する問題です。
建売住宅や分譲住宅に比べるとどうしても建築費用が高くなりがちなので、無理のない資金計画を立てて家計に大きな負担がかからないよう事前にどのくらいのお金が必要になるか調べておきましょう。
土地を所有しているかどうかでもかかる費用が大きく異なってくるので、自分自身の状況を客観的に把握することが大切です。

注文住宅を建築する際には土地の購入費用や建物の建築費用、さらに不動産取得税などの税金を支払わなければなりません。
どの程度の規模の家を建てるかやどの地域に住むかによっても異なりますが、5,000万円なら1億円程度の費用が掛かることが多いと言われています。
住宅ローンを利用する場合は、金融機関の担当者とよく相談した上で無理のない資金計画を立てておきましょう。
ある程度まとまった自己資金を準備しておくと、ローンの返済額が少なくて済むので安心です。

注文住宅の資金計画はキャッシュフローも大事

自由設計の注文住宅であれば、デザインはもちろん間取りや設備など、家づくりのあらゆる部分に、自分たちの希望を反映させることが可能です。
その反面、何かと費用が増えてしまうのも現実。
これから注文住宅を予定するのであれば、しっかりと資金計画を立てることが求められます。

ただし一口に注文住宅の費用といっても、建物本体工事費だけではありません。
地盤の調査や改良、あるいは上下水道やエアコンの工事で必要になる付帯工事費もありますし、建築請負契約や住宅ローン契約の際にかかる各種の税金や保険といった、諸経費も忘れてはなりません。

そして意外と忘れやすいのが、入居後の費用です。
外壁塗装や水まわりの修繕に必要なメンテナンス費など、建物部分の費用はもちろんですが、引越し代や家具類あるいは車の購入費用、子どもの教育費や自分たちの老後の費用まで、将来にわたってかかる費用も計算することが求められます。
その際には日頃の収入や支出だけでなく、将来まで想定される費用までキャッシュフローで把握しておくことが肝心です。